2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧
このブログもそうであるが、なにか書いていて楽しい時とそうでないときがある。その差は、何かをわからないことを書いているときあっ!と何か閃きながら書くときとこれは書いたほうがいいかなという感覚で書いているときである。わかりやすく言えば、答えが…
さて前回、この作品の少年の持つ自意識について書いてみた。ここで、この小説には一つの謎が浮かぶ。それは、小説家倉田は、なぜ川井と関わりを持つのかということである。少女にとって川井はお客さんであるし、同僚にとっては仕事仲間である。しかし、倉田…
この小説は、倉田という小説家が語り手であるが、語られているのは川井という少年である。その筋は、ある酒場で、小説家倉田は、ファンであるという少年と知り合い、嫌悪感を抱きながらも、手品などをみせられる仲になる。少年は、その酒場の少女に惚れてい…
最近、学校近くの公園で古本市があった。待ち合わせの時間にあんまりみんな集まらなかったので、時間をもてあまし行ってみると、なんと最終日であった。行こう行こうと思っていて、行ってないというお決まりのパターンは今回はまぬがれたわけだ。そこで、ほ…
例えば、ある文章を読んでいていたく感動することがある。ある気持ちを、言語化できることはその文の一つのメルクマールであることは疑い入れないだろう。しかし問題は、その表現ではなくてその気持ちなのではないか?この文章は、あの気持ちの言語化に成功…
アマゾンなどの書籍を扱うサイトには、大体書評が付いている。☆で評価を表すあれである。そういうのを読むのは結構楽しいし、買うときの参考にしたりして便利である。しかし、僕は書いたことがない。残念なことである。なんか、書評を書くのは、なんか相当な…